必ずしも留学=キャリアアップとは、言い切れません。キャリアアップは、現在の自分がどのような知識とスキル、経験を積む必要があるのかを冷静に分析し、必要となる知識・スキルを身に付け、それを実社会で生かしてはじめてなしえるものです。例えばMBAですが、海外だけでなく、日本国内のジョブマーケットをみても、MBAホルダーのニーズは非常に高く、電気、IT、金融、サービスなど、さまざまな業界においてMBAホルダーを積極的に採用しようとする動きがあります。また、外資系の企業においても、英語力、国際的なビジネスの考え方、具体的な仕事の流れを身に付けているMBAホルダーは魅力的に映るようです。しかし、MBAが魔法の資格であるかといえばそうではありません。MBAは資格を取得するまでに学び身に付けたスキルを実社会でどう生かせるかという段階で、はじめて意味を持ってきます。
では、キャリアアップにおける留学の意義とはなんでしょうか。やはり一番の収穫は、国際的なビジネスパーソンとして不可欠な英語力を身に付けられることと、ビジネスにおける国際的な視野に立ったものの考え方を身に付けられることです。また、留学中に出会った各国の友人達が、将来にわたって大切なビジネスパートナー、もしくは人的ネットワークの一部と成りえる可能性も秘めており、これは留学するからこそ得られる特別な財産でもあります。
|